水辺の昔と今

15年ほど前。

私は海のない山梨県の河口湖畔に住んでいました。

夏になれば、海水浴の季節。

けれど、地元の子供達は水着を着て河口湖に飛び込んでいたのです!

そう、湖水浴です。

そして体育の授業ではジェットスキーや着衣水泳の授業もありました。

魚の放流活動や、湖の清掃活動も学校行事の一環でした。

そうして水遊びをしながら自然と共に大きくなっていった私。

でも実はその頃からゴミはありました。

 

その証拠に、当時私が集めていたコレクションのお話をご紹介します。

 

それは、ブラックバス釣り用のワーム集めです。

その頃は渓流や海の餌釣りばかりに行っていて、ルアーフィッシングは無知だったので、それが何かも分からず湖畔に行き集めていたのです。

短いのや長いの。透明なのや、キラキラのもの。

ビヨンビヨーンゲームと名づけ、女の子と誰が一番拾えるかを競っていたのです。

 

今考えると、元祖水辺のクリーンプロジェクトですよね(笑)

 

そして15年が経ち、昨年財団法人 日本釣振興会さんの河口湖湖底清掃活動に参加して驚きました。

今ではワームが使用禁止になっている河口湖ですが、その時の清掃で1,870本のワームが湖底から回収されたのです。

他にもゴミがたくさんあり、1つのワンドだけでその量350キロ・・・。

たった2時間の掃除でそんなに見つかったのです。

 

それを見た私は絶句してしまいました。

なぜなら、そこはちょうど15年前に湖水浴をして遊んでいた同じ場所だったからです。

 

そのころからあったのか・・・はたまた積もり積もってこうなっていたのか・・・

ゴルフボールや陶器の大量廃棄までありました。

 

あれ?河口湖ってこんなに汚かったっけ・・・?

自分の記憶を疑ってしまうほどでした。

 

 

さらに、所変わって千葉県興津港の海底清掃にも参加した私。

そこにはワームはありませんでしたが、空き缶が160缶。ペットボトルと空き瓶が35本ずつ、乾電池なんて88個も沈んでいました。 合計200キロのゴミ。

 

タイヤやら釣竿やら。

さて、どうしたことでしょうか。

 

きっと皆さんのお近くの水辺も見えないだけで、実は同じような状況下にあるのではないかと思います。

さすがに、私達が潜って同じことをするのは最初から出来る事ではありませんが、陸にあるものがいつか水底へ沈んでしまうとの考えから、徹底して陸の清掃をしていきたいと思います。

いずれはそういった活動ともタックを組み、合同企画を組めるよう企画立案をしていく予定です。

 

そして、良く聞かれる「都会だからゴミが多い、田舎だからゴミが少ないと」いうことも無いと思います。

誰も動かなければ、汚れた水辺が自然に綺麗になることは無いでしょう。

 

このプロジェクトにご参加される皆さまには、身近な水辺がどれだけ汚いか、ゴミ袋がどれだけ簡単にいっぱいになるかを自身の手で感じていただきたいと思います。

 

そしていつかは、ゴミを見つけるほうが難しい!というくらい水辺を綺麗にしたいと意気込んでいます!

 

現状を知ることも大切ですが、水辺を綺麗にしたいという素直な気持ちをもち、未来の水辺の為に出来ることから始めてみませんか?